ちくわブログ

のらりくらりのちくわさんです。

「西方再打通!欧州救援作戦」E-2甲親潮掘り。

 何だかんだで成功しました。ひゃっほー!

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 カウントしてなかったんですが、バケツの減りから考えて、おそらく10~15回くらいの出撃で出たと思います。沼ってる人も少なくないみたいなんで、ラッキーだったな、と。

 

 とりあえず、編成はこんな感じ。

 ACFJLOの最短ルートでボスまで辿り着く、戦艦×1+正規空母×1+軽空母×1+軽巡×1+駆逐艦×2編成です。

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 ぶっちゃけ、蒼龍改二より飛龍改二のほーが若干強いんですが、経験値量を合わせたかったため蒼龍改二を起用。千代田航改二の起用も同じ理由です。

 別にどっちでもいいですし、もう他の海域での掘りは終わっていて問題ないっつーのなら、姉妹を交替で使うのもいいかと思います。

 防空役は秋月改を消費していたため、照月改を採用。

 霧島改二、阿武隈改二(予備)は元々攻略時に投入していたのでそのまま続投。

 時雨改二は何だかんだで結局使わなかったので、ここで投入。

 照月は対空カットイン、霧島は連撃仕様、阿武隈と時雨はカットイン仕様です。索敵値を満たす装備の関係上、どの艦娘にも夜戦装備を詰む隙間がなかったので詰んでませんが、これでも道中で空母勢が中破しない限り、昼S夜Sは普通に取れるので問題なしです。

 特に時雨のカットインは夜戦までもつれ込んだ場合に大活躍してくれたので、時雨並の幸運艦によるカットインは重要かと。

 一方、阿武隈の夜戦カットイン率は微妙でした(笑)。まあこの編成における彼女の役割は開幕攻撃で、そっちでは活躍してくれたので全く問題ないっつーか、そもそもこっちのあぶぅは予備艦で、本命艦は運56まで強化したハイパー阿武隈さんなので。でも、こっちの予備艦の運もそろそろ強化しとくべきかもなあ。

 

 道中は潜水艦のCマスと、ヌ級改フラが猛威を奮うLマスが鬼門。

 Cマスの潜水艦は前述通り装備に余裕がないため、戦艦と正空以外が倒してくれるor中破以上に追い込んでくれるのをひたすら願うしかない完全なお祈りゲーです。

 運悪くカ級フラ3隻編成を引くと、開幕や最後っ屁でワンパン大破する可能性がありますが、これはもうそういうゲームなので、仕様と思って割り切るしかないです。カ級フラ1隻+カ級エリ2隻編成なら、運次第でS勝利も取れます。

 Lマスのヌ級改フラとヌ級フラ相手は、戦闘機が少ないと制空権負けしちゃうし、攻撃機が少ないと開幕撃墜率が下がるし悩ましいところでしたが、バグなのか何なのか攻撃機をフル満載で出撃しても敵編成を3隻以上落とす事が殆どなかったため、空母は制空値を優先した装備を心がけ、道中の開幕攻撃は支援艦隊に一任。

 どちらかというと出撃の度に艦載機の塾練度が剥げるのが面倒だったので、その調整をしたところ上の装備に落ち着いたって感じですが。実際、開幕攻撃時の撃墜率がホントに低かったので、何かそういう調整が入ってるのかと疑ってるくらい。百歩譲って敵空母相手に撃墜率が下がるのは理解できるんですが、敵空母が存在しないFマスでもそうだったので……。

 その分、昼戦でのこっちの空母による撃破率は高かったんですけど、Lマスとボスマスのヌ級がピンポイントでこっちの空母を中破に追い込んでくるのがすげえイラつくんですよね。後述しますが、Lマスやボスマス開幕でこっちの空母を落とされると、その後の攻撃力が目に見えて下がるので凄い痛いんです。

 ホント、艦これの敵AIの嫌がらせっぷりはすげえです。こっちも脅威にならない駆逐艦なんて放置し、旗艦や空母を優先して狙うようにして欲しいもんです(嘆息)。

 

 あと、キラ付けの関係*1で照月を旗艦にしてますが、突破率を考えるなら霧島を旗艦にするほーがいいかもしれません。

 

 で、道中の支援艦隊編成はこんな感じ。

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 戦艦は予備艦を使ってますが、キラ付けが面倒なので演習番長でキラ100になってる艦娘を使っただけで、特に意味はないです。資源が充分で万全を期すなら、普通に大和型や長門型を使うのが無難だと思います。目に見えて敵の撃破率が変わりますので。

 

 今回、艦隊側にはキラ付けを施さず、疲労抜きでの出撃です。基地航空隊がない分だけ戦力的には落ちるものの、通常艦隊編成ですし、艦娘の疲労抜きだけで済むのは返って楽なので、資源やバケツの消費さえ気にしなければ、これはこれでスピーディーで楽でした。

 基地航空隊の疲労は艦娘と違ってキラ付けがない分、疲労するまで全く見えないのが非常に厄介ですからね。航空隊の敵撃破率が妙に下がったなと思って帰投したらオレンジになってたりしますし。

 

 閑話休題

 支援艦隊は途中で支援に来なくなった時があったため、一度だけキラ付けをしました。キラ付け中も上記装備のまま行ったので、こちらも特に手間という事はなく。(前述の演習番長云々の下りが無駄になってますがw)

 出撃する艦隊のキラはあってもなくても運がよければ被弾しないし運が悪ければワンパン大破するのでほぼ無意味ですが、支援艦隊のキラに関しては支援成功率にダイレクトに影響するため、1回でも支援が来ない事があったら(見た目でキラが残っていても)さっさとキラ付けをするのが無難です。

 

 都合10~15回程度の出撃で、ワンパン大破撤退は3回。Cマスで1回、Lマスで2回です。決戦支援は出してないものの、途中撤退しない限り昼S夜Sを取るのはそう難しくなく、道中やボス開幕でこっちの空母が1~2隻落とされた場合、戦力不足で夜Aになる程度。気になる人は決戦支援も出しちゃえば、戦力的には押し負ける事はないかと思います。

 とにかく脅威なのは、ボスのネ級フラよりヌ級改フラなので、開幕でヌ級改フラを中破以上に追い込めれば、Lマスとボスマスの突破率は目に見えて上がります。

 ボスマスは連合艦隊ですが、上記ステの照月でも敵第二艦隊の駆逐艦をワンパン大破させられる程度のパワーがあるので、敵第二艦隊が残ってS勝利を逃したのはたったの一度きりで、それ以外は確実に敵第二艦隊を撃破出来てましたね。

 とまれ、ボスにさえ到達出来れば確実に夜Aは取れるため、掘り自体はすげー楽でした。攻略時はあんなに苦戦したのに……(笑)。

 

 艦娘コンプまで、残るは海風のみ。

 残り日数、Qマスで掘りを続ける予定です。

*1:道中、ボスで連続S勝利を達成し続けると、旗艦がキラMAXを保てるため、事後にキラ付けをする必要がなくて楽という理由。

「西方再打通!欧州救援作戦」丙で何とか全クリしましたさー。

 いやもう、今回のイベントは過去最低のクソさでしたね。

 難易度が高い(テクニックで回避出来る)事と、運ゲー(テクニックで回避出来ない)の違いを運営が理解してない事実が良く判るクソ運ゲーだったというか何というか。

 

 イベント屋なもので、イベントが目白押しで忙しい夏は時間が満足に取れないため、毎度毎度途中までは甲でやるものの、結局最後は丙でクリアせざるを得なくなるんですが、今回もその例に洩れず、E-3までは何とか甲で進めたものの、E-4のダブルゲージに心が折れて、E-4からは丙で進めました。

 丙だとお札を気にしなくて済む分だけかなり気が楽なので、運ゲー要素にイライラする事こそあれ、編成で悩む機会が減るだけでも有り難いですわな。

 今回実装された新艦娘に関しては、松輪以外はいずれも攻略中にドロップしてくれたため、そっち方面で困る事はなかったのも僥倖。

 とりあえず、前半戦(E1~E4)は雑感中心、後半戦(E5~E7)は攻略中心に書いてます。

 取りとめない何時ものアレですが、ご笑覧アレ。

【E-1】リンガ泊地沖「再打通作戦発動」

 これは通常艦隊なので、甲でも余裕でしたな。通常艦隊最高。

 ここで狭霧がドロップする事はなかったものの、E-2でもドロップすると聞いてたため、特に悩む事なくサクサクっとクリア。

【E-2】カレー洋リランカ沖「リランカを超えて」

 ここも通常艦隊なので気楽だったものの、しょっぱなからPT小鬼が出たり潜水艦マスがあったり、E-2にして早くも運ゲー度MAXで結構イライラしましたね。Lマスのヌ級も要らん事しまくりで、S勝利は削り含めて1回だけ。結局、夜戦Aでのクリアで早くも歯がゆい思いを。ぐぬぬ

 そういやこのマップで、昼戦の間に敵連合艦隊の後衛を全滅させたものの前衛を取りこぼした場合、前衛相手に夜戦を起こせる事を始めて知りました。滅多にない事なのでちょっと驚き。

 そしてE-2削り途中のLマスで狭霧があっさりドロップ。

 やだ何この娘、ひょっとして天使じゃない?(めっちゃ可愛ぇぇ)

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 クリア報酬の旗風もかなり好み。

 クソ海域の疲れを癒してくれますな。しかし、改までLv50は長すぎ。

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【E-3】ステビア海「ステビア海の先へ」

  最初のチャレンジの最初の戦闘マスでいきなりのワンパン大破撤退。その後もキラ付けを繰り返してはワンパン大破撤退を繰り返すという自分の運のなさを痛感した連合艦隊マップ。ホントにダルかった。

 輸送ルートでは、道中支援つきでもギリAなのに、ボスは支援なしかつ昼戦終わりで戦艦ル級4隻全部残ってた&第2艦隊が中破だらけの壊滅状態だったにも関わらず、夜戦で全滅させた上でS取れるとか、戦略ゲージ破壊ルートでは防空マスで対空カットインが出たにも関わらず、無傷の霧島改二がワンパン大破させられてそのまま撤退とか、艦これの運ゲー度を改めて思い知ったり。

 

 自分のTwitterログ見ると、運営への怨嗟が凄かったです。

 そして、由良さんに癒されてた。はぁ、由良さん超好き。

 

 結局、ゲージ破壊ではそもそもボスに到達出来ない、出来てもS勝利が取れないで削りすら遅々として進まず、三日かけてもゲージ半分も消化できないクソジレンマ状態に陥ってしまい、かなりテンション低かったです。

 あと、装備も艦載機塾練度も全部同じなのに、何故か2戦こなすと索敵値が1だけ下がり、その結果として(索敵値不足で)ボスマスから逸れるというバグが起きてしまったのも拍車をかけてましたな。これ、一度起きるとずっと続いて、一度キラ付けからやり直さないとどうしようもなくなってしまい、結構沼ってました。やる気の有無という点で云えば、今回一番やる気が失せて沼った最大の原因がココかも。

 そんなこんなで試行回数が多かったせいか天霧もあっさりドロップしたものの、正直絵がキモいので余計げんなりした覚えが。

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 誰か注意しとけやとしか思わなかった。中破絵見るとそうでもないんだけども。

 結局、ゲージ破壊ラスダンは、ラスダン用にカットイン要員として導入した北上改二と雪風の二人がダブルカットインを見事に決めてくれて、何とかクリア。

 ここはホントにキツかったです。

 やっぱり、オール甲クリアは選ばれしものの特権なんや……(達観)。

【E-4】紅海「遥かなるスエズ

 んで、E-3で心がバッキバキに折られたので、前述通りここからは丙チャレンジ。お札を気にしなくていいだけでもホントに気が楽だし、何より前半戦は防空マスがないのも気が楽でした。マップもシンプルで支援なしでもボスまで到達出来るし、S勝利もサックサク。

 ここからは第2艦隊の随伴艦として、荒潮改二がオレ的に大活躍。火力あるし対空もあるので、対空カットイン装備で起用すると、対空カットイン、昼連撃、夜連撃とオールでこなしてくれる上にヱロくて可愛いので超好き。思わず穴開けてしまいましたわ。(PT小鬼対策で機銃積むため)

 後半、ワンパン大破撤退という名のリアル運ゲーにてこずってやや沼り、ラスダンも沼りかけたので、結局決戦支援を出して何とかクリア。

 そうしてちくわさんは、自分のリアルラックのなさを思い知るのです。

 ぢっと掌(運命線)を見る。

 

 天霧はすでにE-3で掘ってたのでここでは2隻目のコマンダンテスト狙いだったんだけど、さすがに出ませんでした。人生甘くない。

 代わりに期間限定グラのZ1が出たので、置いておきますね。

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 リシュリューは、何度見てもコマちゃんと見間違える。

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 リシュリューは結構強いので、この後、無改造のまま、レベリング目的で実戦に出してましたけど、ワリと何とかなりました。

 全然どうでもいい話ですけど、連合艦隊の第1と第2に同じ艦娘配置出来るんですね。何となく阿武隈改二を両方に配置してみたり、第1に重巡改二の鈴熊、第2に航巡改二の鈴熊を配置してみたりしてたんですが、そのままいけたので驚いたり。

【E-5】地中海キプロス島沖「地中海への誘い」

 さあ、後半戦開始です。ここからが運営の嫌がらせの本番です。

 潜水艦対策、PT小鬼対策、防空マス対策と、オールラウンドで対応しないと詰むという、艦これの悪い部分が全て詰まったクソ運ゲーマップ。通常艦隊だからまだマシだったものの、これで連合艦隊ならマジで運営から死人が出るぞってレベル。呪殺的な意味で。

 何が面倒って、全部余す事なく対処しようとすれば出来るんだけど、そうすると今度はボス対策に手が回らなくなるというクソ仕様が。結局、それぞれの要求を満たす最善策より平均的な対策をした上で、後は上手く行くようにひたすらお祈りするしかない極めつけの運ゲー

 

 丙チャレンジ特有かもですが、Fマスの防空対策のための基地航空隊で、間違えて陸戦部隊ではなく陸攻部隊を送り込んだものの、何故か陸攻部隊のほーが道中が安定したので、以降のE-7でも同様に、戦闘機で敵艦載機の数を削るのではなく、攻撃機で直接随伴艦や本体にダメージを与える戦法を使ってました。

 多分、乙や甲では(戦闘機なしでは)ダメージを与える前に攻撃機が落とされるので無意味なんでしょうけど、丙では有効でした。これに気付いたおかげでかなり道中が楽になりました。結果として、自他共に認める運レス提督が、この最悪のクソマップにも関わらず、道中決戦共に支援一切なし状態なのに、最短の4回でクリアが出来ました。

 

 ちなみに、E-5丙の攻略編成はこんな感じ。

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 この装備&航空隊で、翔鶴改二甲と瑞鶴改二甲に搭載した艦載機塾練度も最後まで下がらず、航空隊も塾練度が上昇する事はあっても減る事はなかったのも、非常に気が楽でした。

 E-5松輪掘り

 すぐにでもE-6やろうかなと思ったんですが、E-5が余りにも楽だった&どうしても松輪が可愛くてぺろぺろしたかった欲しかったので、しばらく掘ろうと思って篭ってました。

 結果的に云うと、3~4日ほどかけて、都合40~50回ほどの出撃で何とか出ました。

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 艦これウィキのドロップ報告を見る限りでは50回前後で出たって人が多かったので、ほぼ確率通りに出てくれたって事ですかね。

 E-5丙は通常艦隊かつウルトラ楽だったので、掘もサックサクで楽しかったです。

【E-6】地中海マルタ島沖「マルタ島沖海戦」※輸送ゲージ

 心折れるダブルゲージ仕様。

 ウィキ参照して最短ルート編成(高速縛りで、第1艦隊:駆逐2+正規空母2+軽空母1+自由1、第2艦隊:軽巡1+駆逐2+高速戦艦1+航巡2)を組んだもののどうしてもC→Eに逸れるので、丙では条件が違うのかと悩みつつ、でも面倒なので、輸送ルートはそのまま強引にクリア。

 

 一応、E-6丙輸送ルートの攻略編成はこんな感じ。

(↓画像、第2艦隊旗艦の画像を間違えてます。実際には旗艦は秋月ではなくリシュリューです。リシュリューの装備は戦略ゲージの第1旗艦時と同じです)

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 ルートはACEGFHで最短より一つ多いけど、航空火力が圧倒的で道中の安定度が高いので、丙ならこれで充分だと思います。各空母に搭載している艦載機の塾練度低下もなかったし、大破撤退はGマスのみで、それ以外は撤退一切なしのストレートクリア。ただPT小鬼対策として駆逐艦に穴開けまくってるので、補助装備枠ない人には辛いかも。

 基地航空隊は2部隊まとめてボス集中か、あるいは第1をボス集中、第2をボスとGマスに割り振るのもアリ。こちらも塾練度低下なしでモリモリ上がるので、そっち方面も気にする必要なし。

 

 んで、ここまではキラが剥げたら律儀にキラ付けし直してたんだけど、ここからは艦娘と航空隊の疲労抜きでのチャレンジ。どうせキラついててもワンパン大破する時はするし、キラなくても上手くいくときは上手くいくし、キラ付けで余計な時間喰うほーが面倒だわと思い、E-7クリアまでそのスタンスでやってました。結果的には結果オーライなので、問題なし。

 

 そして、輸送ルートラスダン前でルイージトレッリも無事ドロップ。これはかなり嬉しかったですねえ。潜水艦の数だけ、オリョクルがはかどる。

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 結局、都合15回以上出撃したのでかなりダルかったものの、ルイ子が落ちたのでOK。

 E-6輸送ルートがクソ長いのは、ルイ子ドロップのための試行回数を増やすための運営の優しさなんだよ!

 ΩΩΩΩ<な、何だってー!?

 そんな優しさは要らない。(真顔で)

【E-6】地中海マルタ島沖「マルタ島沖海戦」※戦略ゲージ

  で、戦略ゲージ破壊ルート。ルートはKMPSの最短で、途中ワンパン大破1回の合計6回の出撃でクリア。

 輸送ルートが長丁場だった分を差し引いても、今回のイベントで一番難易度の低かった連合艦隊マップだと思います。実際、こちらはかなり楽で、道中もサックサクで楽しかったですわ。

 

 編成は以下。

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 こちらも空母の塾練度減りはなし。一度間違えて、加賀を演習用の戦闘機満載状態のまま攻撃機なしで出撃しちゃった事があるんだけど、それでも問題なくS勝利出来た辺り、かなりヌルいんじゃないかと。

 最終的に阿武隈改二が余り役立ってなかったので、ソナー&爆雷で潜水艦対策要員にしてみたところ、更にサクサクで悪くない感じに。

 基地航空隊は輸送ルートと同じだけど、こっちでは塾練度が1~2段階ほど下がります。残念。気になる人は陸戦入れるといいかもね。

 ちなみに、Pマスに出撃させると一発で塾練度削られるので注意。ガクガクブルブル。

【E-7】北大西洋海域「ドーバー海峡沖海戦」

 いよいよ最終マップ。泣いても笑ってもこれでラスト。幸い、この海域では(新規艦娘の)レアドロップはないため、ボスさえ倒してしまえば終わりって意味では気が楽でした。むしろルート追加ギミックと攻撃力増加ギミックが面倒だったwww

 

 ルートはCGHOQSTUの最短ルート。

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 どうにも色々判り辛いので、自分でこんなマップこさえてやってました。

  結果から云うと、ワンパン大破撤退を4回挟んで、全10回の出撃でクリア!

 何だかんだで約半分ほどワンパン大破撤退している辺り、やっぱり運ねーな、オレ。

 

 ギミック解除編成はさておき、ゲージ破壊編成はこんな感じ。

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第1艦隊は正規空母4隻を起用し、開幕火力を優先。装甲空母3の起用で中破時の火力を維持し、サラトガは平坦なスロットで高火力を底上げ。サラトガが改造後ではなくあえて無印なのは、オレの趣味です。射程中が大きいからね。

 由良改二は正規空母4隻が攻撃偏重になる分の制空補助。でも、砲撃でも意外といい仕事するんだよね、由良。ホント可愛い上に性能いいとか、由良はマジで天使か? 天使なのか?

  戦艦枠の長門改二は高速化しての起用。最初はビス子を使ってたものの、どうしても火力不足が気になり、Iowaにするかどうか悩んだものの、元々長門は改二化した段階で高速化を見越して穴を開けてたので、一度試しにと思って起用してみたところ抜群の強さを発揮してくれて、まさにビッグセブンの面目躍如。イベントマップだと開幕で小型の随伴艦がほぼ全滅するので、何時ものように駆逐艦大好きながもん状態が避けられるのも大きいwww

 

 第2艦隊はリシュリュー、阿武隈改二、プリケツで削り、ベールヌイ、時雨、北上の幸運&高威力雷撃艦のカットインでトドメを刺すスタイル。

  Hマスの潜水新棲姫対策は、唯一対潜装備で先制対潜攻撃も可能な阿武隈改二任せのお祈りゲー。対潜艦が2隻もいればそれなりに安定しますが、結局潜水新棲姫はおいそれと落とせないし、運良く先制対潜攻撃で潜水新棲姫以外の随伴艦を中破に追い込めたとしても、結局は潜水新棲姫のラッキーヒットでワンパン大破が出れば同じだし、そうまでして潜水新棲姫対策をしたところでHマス以外の全マスで悪影響しか及ぼさないので、これが最善の対策だと思います。

 甲だとここで対潜装備をして1キャラ分の編成を無駄にするorDIEみたいな難易度らしく、対策を一切せずに大破が出ないようお祈りするのがセオリーみたいに考えてる人もいるようですし、それは丙でもほぼ同じじゃないかな、と。むしろ一隻だけでも対潜装備出来るだけ、甲よりはマシと考えて割り切るべき。

 

 前述通り、意図的なキラ付けはしなかったものの、どうしても戦闘毎に空母勢の艦載機の塾練度が多少なり下がるため、予備が大量に存在する流星改以外は、毎回塾練度上げのついでに空母勢のみキラ付けしてました。

 ここだけは何度装備を見直して戦闘機マシマシにしてもどうにもならなかったため、疲労抜きの待ち時間消化のついでにと思って割り切ってやってたり。

 

 あと↑のキャプチャはラスダン終了後、補給する前にキャプったので艦載機の数がおかしいですがご愛嬌。

 そもそもこれはラスダン編成で、削り時はもうちょっと戦闘機多かったですが、最低限にしても優勢が取れる→連撃は出来るから、正直確保に拘る理由があんまりねーなと思い、どうせラスダン終わったらキラ付けついでに塾練度上げもするしと、ラスダンは攻撃機満載でチャレンジしたらかなり安定したので、最初からこれでやってれば良かったかなとも思ったり。

 

 基地航空隊はこんな感じ。

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 道中は第1をQマス集中、第2をボス集中、第3をTマス集中。

 ラスダンでは第1をQ,Tに分割、第2、第3はボス集中。

 ↑図もラスダン終了後なので、ご覧の通り塾練度がモリモリ剥げましたが、気にしたら負け。

 

 以下は支援艦隊。

 ←が道中支援で、→が決戦支援。

 飛龍蒼龍の改二コンビがダブってますが、画像を見れば判る通り、決戦支援側に配備しているのは予備艦です。

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 最初は支援なしでやろうとしたものの、どうしても道中が不安定なので、大破撤退を繰り返した後に道中支援を投入。その後の道中は比較的安定していたものの、ボス最終形態で戦艦夏姫が混ざると聞き、感触的にラスダンS勝利を逃しそうな気がしたため、ラスダン突入時より決戦支援も投入。

 道中支援はかなり強力で、これのおかげでGマスは開幕でほぼ全滅。QTも旗艦残しでほぼ全滅させられるので、支援艦隊投入後の安定率は高かったです。

 

 とは云え実際、ラスダン1回目は道中支援も航空支援もカスばかり。結局夜戦A勝利で失敗したので、ぬぐぐったんですよね。

 一方でラスダン2回目は引きがよく、道中支援も航空支援もほぼパーフェクトじゃない?ってくらい削ってくれた上、鬼門のTマスは戦艦夏姫1隻構成で、PT小鬼も開幕で全部沈んだため、ボスまでは北上小破、ベールヌイ中破のみで到達。

 昼戦の開幕終わりがこんな感じで、

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 夜戦突入時がこんな感じ。

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 第2艦隊は全員健在で攻撃可能だわ、敵は戦艦夏姫が無駄に残っているものの欧州棲姫と合わせてどちらも大破で、完全に「夜は全部オレのターン!」。これでS勝利逃したらマジどうしようもないぞって状態。

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  結局、前3隻が欧州棲姫を削りまくり&戦艦夏姫を落とし、ベールヌイと時雨がそれぞれカットイン発動で見事フィニッシュ!

 北上さん? うん、出番なかった(´・ω・`)

 

 で、何の因果か、E-7では道中とラスダンでU-511が計2隻もドロップ。

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 一体、神はオレに何を求めているのかwww

 

 まあ何だかんだで、11日までかなり余裕を残して無事クリア出来ました。

 最終資源は上記ラスダン終わりのキャプを参照するに、燃料8万、弾薬6万、鋼材10万、ボーキ7万、バケツ200くらいですが、攻略途中で補充したり32号電探開発で大量の鋼材とボーキを消費したり、橘花改の使いすぎて鋼材が20万を下回った事もあったので、実際には更に数万近い消費があったハズ。バケツも一時2700を割ったし、オリョクルで大破した潜水艦の修復にも使った事を踏まえると、軽く300以上は消費しているんじゃないかと。歴代最長クラスの大イベントだけに、その資源消費量も半端ないですな。

 

 丙では起きませんが、乙以上だと更に空襲イベントが起きるので、その資源消費量を想像するだけでも、オール甲クリアした猛者には頭が下がる思い。

 つか、あの空襲イベント考えたヤツってほんまクソだよね。マジでタヒればいいのにと割りと本気で思ってる。ただでさえくっそたるい戦闘のテンポが余計に悪くなるだけに留まらず、そもそも提督(プレイヤー)にとっては「貴重な基地航空隊戦力を割く」あるいは「資源喪失に目を瞑る」の不自由な二択しか与えられておらず、どう転んでもデメリットしか存在しない艦これ史上最凶の糞イベント。

 しかも艦これ特有の運ゲー要素もあって、どれだけ最良の配備をしたところで、運が悪ければ損失が必ず起きるという飛び切りの糞仕様。何をどう勘違いしたらあんな糞イベントを想い付くのか、実装したバカを24時間くらい問い詰めたい。

「ユーザーを苦しめ、課金を煽るイベントを思いつきました! イベント海域攻略中に必ず発生し、基地航空隊を防空に充ててない限り、プレイヤーの資源を奪う空襲イベントです! 基地航空隊を防空に充てても、ランダムで資源を奪います!」

「いいね! 減った資源の確保のために重課金バカが課金するかもしれないし、採用!」

 なんて腹積もりだったんだろうかと、ワリと本気で思ってる。

 

 閑話休題

 途中に長丁場の仕事があって一週間以上進められなかったり、何かここ最近常態化しちゃってる“ものもらい”が出来ちゃって画面を見るのがしんどかったりと色々ありましたが、何はともあれ、とりあえずクリア出来てほっと一息。

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 後はE-2で海風&親潮掘りをしたいんだけど、甲だし、連合艦隊だし、それぞれドロップ箇所が違うのでどうするか悩み中。優先するなら、イベント限定の親潮かねえ。

 とりあえず、週明けにあ号消化を兼ねたキラ付けの後で考える所存。

「障碍者は事前連絡して欲しい」ではなく、「配慮が必要な人は事前連絡して欲しい」という話。

「最初から全ての障碍者に対応してないのが悪い!」

「利用者には関係ない!」

「どんな事情があっても事前連絡など必要ないのが平等だ!」

 

 昔から「言うは易し行うは難し」「無い袖は触れない」と申しましてな。

「潤沢な資金を元に準備も万端で、健常者と障碍者を一切区別せず、料金も格安。事前連絡なしにどんな緊急自体であっても客の求めに応じ、その全てを解決するサービスじゃないと差別だ!」というなら、逆にそういうサービスが何であるのか、是非オレに教えて欲しい。

 そんなもんはこの世に一つと存在しないと論破してやるから。

 さあ、頑張って見つけてこよう!(ブコメ大喜利開始希望)

 

( ´Д`)「バース」

 

 未だにノンステップバス以外のバスが走ってるからアウトだねえ。差別だねえ。

 

( ´Д`)「タークシー」

 

 車椅子利用者が乗れないタクシーが大半だからアウトだねえ。差別だねえ。

 

( ´Д`)「でーんしゃ」

 

 寝たきりの方が乗れないからアウトだねえ。差別だねえ。

 

( ´Д`)「ふーね」

 

 船はあんま利用した事ねえからわかんねえな。

  

( ´Д`)「何やねん、オチつけろや」

 

 オレにだって……わからないことぐらい……ある。たくさん。

 

 あ、ちょっと調べてみたところ、長期クルーズだと、生後6ヶ月未満の乳児、妊娠7ヶ月以上の女性の他、健康上の理由で長期航海の継続が困難と認められる場合はお断りするらしい。そりゃまあ、しょうがないわな。

 乳児を断る理由はちょっと解らんのだが、妊婦さんの場合は航海中に産気づいた場合が問題なんだろうね。無事にスルッと生まれれば問題ないんだろうけど、万が一にも難産で死亡でもした日にゃ取り返しがつかないし、その対応のためだけに産科医を乗せるとしても、それで制限なくして複数の妊婦さんが乗船してたら最低でも妊婦さんと同じ数の産科医が必要になるし、そうなるともう収拾がつかんしな。

 それを「妊婦差別だー!」と云うのは自由だし簡単だけど、やれると思うならお前がやってみろや。

 

( ´Д`)「そもそも『障碍者は事前連絡してくれ』っちゅー捉え方自体が間違えとるんよな。正しくは『特別に配慮して欲しい事情がある人は事前連絡してくれ』っちゅー話やし」

 

 そうなんだよなー。今回の件は、先ず最初のそこんところから誤解をしている人が多いんだよな。

 例えば障碍者と一口に云っても、精神障碍者とか、手や腕が片側だけ欠損しているだけなら普通にタラップ登れるから事前連絡なくてもいいし、それでも不安なら事前に相談してもいい。健常者でも、持病や傷病で不自由な点・不安な点があるなら相談すればいい。それだけの話なのに、何故か「健常者は事前連絡不要だろ!」で思考停止している人が多すぎんのよ。

 

( ´Д`)「大半の健常者が事前連絡をせんでエエのは、そりゃ配慮が必要ないからっちゅーだけの話なんやけど、それを普通で当たり前の事として、事前連絡が必要な事を『健常者なら事前連絡不要=障碍者に対する差別』と事実を無視したデマを前提に問題視するから話がややこしなるんやな」

 

 で、その特別な配慮をするために必要な手段を差別と解釈するのがもうね。

  合理的配慮をするのが障碍者差別を解消するための方策だって話なのに、自分たちに都合のいい配慮は受け入れ、そうでない配慮は差別とか云い出すからどうしようもない。だったら障碍者どころか健常者にすら「あらゆる配慮は不要。それが平等で差別をしない事だ」って事にしかならんだろと。

 

( ´Д`)「特別な配慮を求めるんやったら、それに応じるために必要な情報が予め欲しいっちゅーそれだけの話なんやね。せやないと、何がほんまに必要なんか判らんし」

 

 それが予め詳らかに全て判っていればいいんだけど、そうではないから個別の要求が必要って話なんだね。そもそもの話で云えば、あらゆる事業者にその負担を求めるのは不可能だから努力義務になっていて、かつ障碍者差別解消法では、障碍者やその協力者から対応要請があったらそれに応じろとしていて、法律の条文はそのプロセスを「合理的配慮」と呼んでるんだけど、このエントリの冒頭に書いたみたいな事を云ってる人たちって、障碍者差別解消法の条文どころか、内閣府の同法に対する基本的枠組みとか推進理念すら読んでない人の妄言・讒言を鵜呑みにするから、そうなっちゃうんだろうね。

 条文どころか、その枠組みや理念の何処にも「最初からフル対応してなければいけない」とか「最初からフル対応出来てないのは差別だ」とか「障碍者に事前連絡を求めるのは差別だ」とか一切書いてないのに、最初に「差別だ!」と云い出した人の言葉をそのまま鵜呑みにし、ロクに調べもしないで乗っかってデマ撒き散らして、煽りに煽った挙句に対立構造まで作るんだから、ホントにデマゴーグっつーのは性質が悪い。

 

( ´Д`)「ほんで、自分らは弱者の味方のつもりなんが、そのデマゴギーに拍車をかけとるわけやね」

 

 そういう事だねえ。弱者の味方をすれば正しいって考え方自体がそもそも間違っていて、その弱者が何をしたのか、何を求めているのか、何のためにそんな事をしたのか、その結果どうであるのか、そもそも他に手段はなかったのかまで含めて考えないと。

 例えばの話、障碍者が「障碍者以外は皆殺しだ!逆らうヤツは差別主義者だ!」とか云い出したら、お前らその発言が正しいと思うんかい、と。

 

( ´Д`)「その話で云うたら、潰瘍性大腸炎の安倍首相をゲリベン呼ばわりしとるよーな連中が、今回の件で弱者の味方をしとるんは面白いやね」

 

 そういう連中の脳内では「安倍は権力者だから例外」扱いになってるからねえ。相手が権力者なら、持病を揶揄するような差別的発言でも許されるという地獄メソッド。マッポーマッポー

 

( ´Д`)「話戻すけど、最初から全部でけへんから出来る事からコツコツやるしかあらへんし、日々の利用者が何を求めてるんか判らんから、事前連絡やの提案やのを受け入れるようにするしかあらへんし、協力して欲しいって話やね」

 

 もちろん、最初から色々調べて事前に対策するのが最善だけど、それを求めすぎる余り、最初から資本力のある企業しか起業できなくなるのではそれこそ機会平等の機会を奪うという別の差別を産む本末転倒さがあるからこそ、そういう意味でも障碍者対応に限らず、努力義務にせざるを得ない場合が往々にしてあるんだよね。

 ウチの近所には入り口が階段になってる個人商店が幾つかあるけど、そんなところにまでスロープを作れとかスロープを用意しろとか普通云わんし、云えんでしょ。云われたところで、云った当人が大して買い物もしないなら店主にとっては全く無駄な費用で、導入した元すら取れない。だから、障碍者差別解消法でもバリアフリー新法でも、事業者の負担や規模に応じて、義務ではなく努力義務でいいよって事にしているのね。そうしないと世の中成立しないもの。資本力のあるところだけが起業出来る世の中とか、貧乏人切捨て政策が始まっても文句云えない地獄の始まりよ?

 でも「差別ガー」で思考停止している人にこういう理屈を説いたところで、「でもでもだって差別ガー」「それでも最初から対応してないのは差別ガー」しか云わないから、これはこれで別の意味でやっぱりエンドレス地獄。

 

( ´Д`)「でける人がでけへん人に代わって対応するんが当たり前の世の中で、そうするためにも何が必要なんかちゃんと云うて、企業はそれに応じるっちゅー流れにすべきやのに、配慮を求めなくても配慮して欲しい、それが出来んのなら差別や云われても困るよな」

 

 障碍者が配慮が必要な点を事業者に伝え、それを元に事業者が適切に対応する事こそが合理的配慮なんだけど、今回の件で「差別ガー」ってほざいてる人たちは、最初からその認識が大きくズレてんだよね。

 傷病の有無、障碍の有無、予算の有無、老若男女等等で人は皆平等ではないからこそ、その差異を埋めるためにはどうしたって特別な配慮が必要で、でも個々の事情で一体何処までの配慮が必要なのかわかんねーから、それに対応するまでの猶予も含めて事前に教えてくれっつーてるそれだけの話なのに、そこを「健常者には事前に聞かないでしょうガッ!障碍者にだけ事前に聞くんでしょうガッ!健常者と障碍者を区別しているでしょうガッ!だったら障碍者差別でしょうガッ!健常者も障碍者も区別されない社会が平等でしょうガッ!」って、お前ホント何云ってんの頭大丈夫って云う。

 先にも論じた通り、特別な配慮が必要なのはそれを求めてる全ての人であって、障碍者には限らないし、どんだけ理想論を掲げても実際に「配慮が必要な人と不要な人」の全てが満足するサービスなんて存在しないんだから、そんな夢みたいな妄想を論拠にしてどーすんだ、と。

 

( ´Д`)「タクシーでも、その辺普通に走っとるのは殆ど車椅子対応しとらんけど、それを『健常者と同じように乗られへんのは障碍者差別や!』とは云わんのに、飛行機になると差別になるのは、理屈が合わんわな」

 

 それな。で、タクシーの場合は普通に障碍者対応しているタクシーを呼んだり使うのが普通で、もちろん事業者によって安いの高いの色々あって、必ずしも格安のタクシーを使えるとは限らないのに、何故かこれが飛行機になると最初から障碍者対応が完璧な航空会社を使わずに、事前連絡が必要なトコだけピンポイントに狙い、しかも事前連絡なしに利用して「対応してないのは差別だ!」ってわめくんだから、ホントに意味わっかんね。

 

( ´Д`)「得手勝手やね。その得手勝手さは本人のサイト見てもわかるんやけどな」

 

 公衆トイレの自動洗浄機は誤動作が多くて水道代の無駄だから不要ってお前が直接払うワケじゃねーだろっつーか携帯電話を持てば済む事ですってそもそも携帯電話を操作する腕がなかったり携帯電話持てるほど生活に余裕がない人はどうすんだコラ大体最近の多目的トイレは床の近い位置にも非常用ボタンあるぞボケしかも非常用ボタンは洗浄ボタンと間違うし誰が助けに来るかも判らないから無用の長物って非常用ボタンも消火器も無用の長物である事がトラブルのない証でそれでもいざってときに必要だから備えてんだろうがボケそれとも何かお前数年間使われなかったら消火器も非常用ボタンは無用の長物だから外していいとでも本気で思ってんのか巫山戯た事ぬかしてんじゃねえぞしかもエレベーターの車椅子専用ボタンのような専用設備は差別を産むから要らないとかそれお前背が低くて上のボタンに手が届かない人にも同じ事云えんのか小人症の人や子供はどうすんだスロープの手すりはいかにも障碍者対応で配慮に欠けてるから要らないって足腰弱いご老人には必須だしそうでなくともちょっと足を怪我して歩き難い時にあると便利な設備だろうが何でスロープの手すりが車椅子利用者専用設備だと思ってんだ股関節死んでて足上げられないけど歩ける人も使うだろーがお前の云うユニバーサルデザインは車椅子利用者以外の障碍者や傷病者の事は考慮に入ってないとでも思ってんのか寝ぼけた事云ってんじゃねえぞテメエそもそも点字メニューの項目で聴覚障害者の話を持ち出すとかマジでボケてんのかお前は大体点字ブロックが凸凹して車椅子利用者や足腰が弱い人の邪魔になってるっつーのは理解するがその代案が弱視色盲の人の事しか前提してないってお前完全失明者や完全失明+耳も不自由な人が世の中に存在する事知らんのかとかツッコミどころ満載すぎてパねえなプッハー

 障害者手帳の項目に至っては、お前が要らんと思うだけなら使わなくていいから、さっさと窓から投げ捨てて二度と使うなとしか。

 でもまあ、ここまで車椅子利用者の視点でしか語らないのは、これはこれで首尾一貫していて潔いけどな。好きではないけど、嫌いじゃないわwww

 

( ´Д`)「木島はんの今回の騒動を障碍者全体の問題として一般化しとった連中にとっては、とんだ掌返しやけどな」

 

 本人が車椅子を利用している障碍者の事しか考えてないんじゃん、ホントそうだよなwww

 

( ´Д`)「例えば、足が動かんのは同じやのに、足くじいたり怪我して動かれへんよーになっとる健常者は見た目では判らへんから、それこそ周囲の人に事情を話さへん限りは何も配慮して貰われへんのに、車椅子利用者だけは何も云わんでも配慮して貰えて当然っちゅーのもある種の差別なんやけど、そういう理解はのーて、あくまでも車椅子利用者の自分目線でしか考えてはらへんのやろね」

 

 誰しもが特別な配慮なしで困らない社会は理想だけど、それが無理だからこそ努力するんですよ。そのためにも困っている人たちの意見は必要不可欠って話なのに、そのプロセスを全部ぶっ飛ばして最良の結果だけ求める人の傲慢さって、ホントに凄いと思う。何をどうこじらせたらそこまで自分勝手な発想が出てくるのか、オレにはさっぱり理解出来ない。

 自分が助けられる事ばかり考えていて、誰かを助けようと思ってないどころか、実際に助けた事すらないんじゃないかな、としか思えない。

 

( ´Д`)「ほんまに助けた事があるなら、その困難さも解るハズやしな」

 

 事実を無視した理想論ばかりで弱者の味方を装って口を開けば差別だ人権だと上から目線で他者を責める事しか出来ない人たちと、事実を理解しているからこそ安易な差別認定は避け、問題解消に尽力する人たちの持つ理想と現実の差異って、つまりはそういう事なんだろうね。

LCCのボーディング関連機器利用に関する、よくある勘違い。(id:blueboy さん編)

 ハローハローちくわさんです。

 前回のエントリ「何故かマスコミが報道しない、「奄美空港とバニラエア奄美便は、木島氏とのトラブル以前から障碍者対応を粛々と進めていた」という話。 - ちくわブログ」がそれなりに周知されてきてますが、やっぱり来ましたこういう方。

嘘ばかり。①ボーディングブリッジは超高額なので、LCCはやらない。奄美だけやっても関空や成田でやらないので、無意味。あるわけない。②批判されたのは現時点で階段昇降機がないこと。将来は無関係。 https://anond.hatelabo.jp/20170701182519

 http://b.hatena.ne.jp/entry/341121761/comment/blueboy

「(1)ボーディングブリッジは超高額なので、LCCはやらない。奄美だけやっても関空や成田でやらないので、無意味。あるわけない。」?

 ダウトです。

 これ、オレ自身が同様の勘違いを関連するTogetterコメント欄で推察していたのですが、結論から申しますと、奄美空港にはボーディングブリッジが1機しか存在せず、それをJAL系列の航空会社がほぼ専有していたのがそもそもの問題という話です。

 実際、バニラエアを使用していても、奄美でボーディングブリッジを使用していた例は、ちょっと検索すれば個人ブログやサイトなどで確認できます。

奄美大島空港に到着。定刻から5分遅れでした。JAC王国の空港ですが、唯一のボーディングブリッジに横付けされました。今回は喜界島行きの乗り継ぎ時間(定刻着で50分)に問題はありませんでしたが、バニラからJACへのスルーチェックインはできないので十分な余裕時間が必要です。

奄美空港ではボーディングブリッジを使って飛行機を降りることができたので、LCCですが奄美発着はちょっと気分が良いかも?てっきり奄美空港でのプロペラ機同様に歩いてターミナル間を移動すると思っていましたからね。

そしてそのボーディングブリッジを渡ってターミナルに入ると「ミス奄美」的な女性方が歓迎してくれました。

 いずれの例も今回の事件より前に記述されたものですから、これを捏造と疑うのは難しいでしょう。

 

 では、そもそも何故そうなったのかと云えば、バニラエアは最後発で奄美に就航した事業者だからです。

 ちょっと考えれば判る話ですが、元々奄美空港では日本航空日本エアコミューター琉球エアーコミューターといずれもJAL系列の航空会社が占めており、そこにANA系列のバニラエアが新規参入したからといって、すでに空路を確保しているJAL系列が(JAL系列利用者に対するサービス上の観点からも)後発事業者に譲る理由がありません。そのため、どうしたってバニラエアはその隙間を縫って運航せざるを得ません。その結果、ボーディングブリッジはほぼJAL系列の航空会社に専有されてしまい、バニラエアが使いたくても使う事が出来ない状態だった、という話です。

 

 ではどうして、便によってはボーディングブリッジを使用できたのかと云えば、それは「たまたま空いてたから」以外の理由はありません。

 そもそも奄美空港のボーディングブリッジは空港施設ですが、その使用料はその都度航空事業者が個別に支払っているワケではなく、空港利用料や旅客サービス保安料など、様々な名目で全ての空港利用者に対して平等に負担して貰う事で賄っているので、奄美空港側からすればJAL系列が使おうがANA系列が使おうが関係がないワケです。

 ここはオレも勘違いしていた点で、前述した通り関連するTogetterまとめのコメント欄では「BBを使用する毎に料金以上の使用料がかかるから、安いLCCでは使えないんじゃないか?」とドヤっていました。一応、断定ではなく推察の形でのコメントだとは思いますが、それでも胡乱な知識を元にいい加減なコメントをした点を、ここで訂正及びお詫びしたいと思います。(本来ならそのまとめのコメント欄で訂正すべきですが、どのまとめにその見解を書き込んだのか覚えてないのです。申し訳ない)

(2)「批判されたのは現時点で階段昇降機がないこと。将来は無関係。」?

 今回の件で振り上げた拳を下ろせなくなった人は、これを持ち出しますよね。ハァ(嘆息

 そもそもの話として、障碍者差別解消法に則って各事業者が対応するのは努力義務ですので、「現時点でなければアウト」という主張はその主張をする当人と支持者の主観的な理由から無理矢理導き出した問題でしかなく、例えば意図的に障碍者対策を全くしていなかったという事でもない限り、本来は法的にも道義的にも何の問題もないんですよ。

 もちろん「乗客の身体的・精神的状態に関わらず、あらゆる利用者が制限なく利用できる事」が理想ですし、その理想を叶えるための努力をするべきですが、これは元エントリでも書いたように、バニラエアはきちんと努力をしていました。

 その努力を主観的な理由で踏みにじるのは自由ですが、「オレが必要な時になかったんだから問題だ!差別だ!」という批判はただの傲慢ですよ。その傲慢さを誤魔化すために障碍を盾にするなら、それは傲慢を通り越して醜悪ですらあります。

 今回の件でも「障碍者だけ事前連絡が必要なのは差別だ!」と吠えてる方がいますが、内閣府による障碍者差別解消法の基本方針にはこうあります。

(1)不当な差別的取扱いの基本的な考え方

ア 法は、障害者に対して、正当な理由なく、障害を理由として、財・サービスや各種機会の提供を拒否する又は提供に当たって場所・時間帯などを制限する、障害者でない者に対しては付さない条件を付けることなどにより、障害者の権利利益を侵害することを禁止している。
 なお、障害者の事実上の平等を促進し、又は達成するために必要な特別の措置は、不当な差別的取扱いではない。

イ したがって、障害者を障害者でない者と比べて優遇する取扱い(いわゆる積極的改善措置)、法に規定された障害者に対する合理的配慮の提供による障害者でない者との異なる取扱いや、合理的配慮を提供等するために必要な範囲で、プライバシーに配慮しつつ障害者に障害の状況等を確認することは、不当な差別的取扱いには当たらない。不当な差別的取扱いとは、正当な理由なく、障害者を、問題となる事務・事業について本質的に関係する諸事情が同じ障害者でない者より不利に扱うことである点に留意する必要がある。

 繰り返しますが、障碍者差別解消法を論拠に「障碍者だけ事前連絡が必要なのは差別だ!」 という主張をするのは、同法の主旨を理解してないイデオロギストによるエゴそのものです。

 同法では合理的配慮の元に障碍者を優遇する事、必要な範囲で情報を求める事は差別に当たらないというのが正しい認識なのですから。

 事業者が障碍者に対して事前連絡を求めるのは、決して健常者と比べて差別をしているからではなく、合理的配慮を行うために必要な情報を求め、事前連絡してきた人を配慮=優遇するためにあるのです。

 もちろんこの配慮の対象は障碍者のみならず、特別な事情のある人なら全てに共通する話ですし、障碍者であっても自力でタラップに登れる人なら何の問題もありません。

障碍者だから差別したんだ」という前提に拘泥しすぎると、そういう当たり前の事すら見えなくなるのが本当に困った事だと思うのです。

 そも、タクシーだって車椅子利用者に関しては、必要な補助器具を積んでない限り、どうしたってお断りするしかありません。しかしてそれを「障碍者差別だ!」とは云いませんよね。それは日常的かつ頻繁にタクシーを利用する機会がないからだと思うんですが、どうでしょう。

 木島氏もそれを理解しているからか、タクシーを利用される時は車椅子用の補助器具を備えている個人タクシーを呼ぶようですが、当然そのようなタクシーは一般的なタクシーより割高な場合が多い*1ですよね。ではなぜ、今回の騒動では格安を理由にバニラエア奄美便に固執したのでしょう?

 そもそも彼の心情・理念が正しいならば、普通に街中を走っているタクシーを捕まえて、乗車拒否されたら「差別だ!」と云えば良いハズですよね。わざわざ車椅子利用者向けの対応をしているタクシーを呼ぶ必要は全くないハズです。今回の件で同氏の肩を持たれてる人たちも、その行動で問題ないと思われますよね? いや、問題ないと思わないなら理屈に合わないハズですが、今回の件で「公共交通機関のくせにケシカランガー」と叫ぶ人たちほどそういう想像力がなかったり、こういうツッコミにマトモに反論するだけの理論武装が欠けていたりしますよね。

 電車も、日本では超低床電車を採用している駅は殆どありませんから、大抵の車椅子利用者は電車に乗り込むのにタラップが必要です。そのタラップは駅員が用意しますが、健常者はそんなもの必要ないですよね。健常者と障碍者を差別するなというのであれば、タラップなしで乗り込むべきではないでしょうか? その結果電車が遅延しても、気にする必要はないですよね。だってそれは、鉄道事業者が健常者と障碍者を区別なく平等に扱った結果なんですから。

 自分の都合のいいときだけ優遇措置を認め、そうでない場合は平等に扱えだなんて、本当に傲慢な話だと思います。

 オレは目の前で困っている人がいれば助けますし、オレが助けられたときには感謝します。それは相手が健常者だからとか障碍者だからとか一切関係ありません。それじゃいけないんでしょうか? 障碍者と健常者の間に境界線を作り、自分の都合でそれを使い分けて、「健常者と同じ事が出来ないなんて障碍者差別だ」と論じたかと思えば、同じ口で「健常者と同じに扱うなんて障碍者差別だ」と論じる。本当に障碍者と健常者の間に溝を作っているのは一体誰なんでしょう。

 

 そもそも木島氏はタクシーの場合は別の選択肢を決断できたのに、何故、奄美旅行ではその選択肢が決断できなかったのでしょう?

 木島氏は豊中在住ですから、関空を利用するより伊丹を利用する方が圧倒的に便利です。ただし、関空奄美のバニラエア便と比べて、伊丹→奄美JAL便は(経由地がある分)フライト時間が長めで、料金も倍近くかかります。それでも健常者が利用する場合と比較すれば圧倒的に安いですし、経済的に逼迫している人の5万円と違い、年間数百日も海外に遊行に出向くような木島氏にとっては端金レベルの差異でしょう。ましてJAL便なら行きも帰りもボーディングブリッジを使えますから、今回のように「最初から断れると判った上で無理矢理搭乗する」必要もないワケです。

 

 公共交通機関という条件を前提に、「車椅子利用者の使用を断るのが問題だ」「現時点で車椅子利用者に対応してないのが問題だ」と主張する人は、何故、木島氏がその辺りを走っている普通のタクシーを使わず、車椅子利用者向けのタクシーを使うのか、論理的に説明してみてください

 その理論武装が出来ないなら、二度とそのような妄言は吐かないで頂きたい。

 おっと、Wikiepediaの記述を鵜呑みにして、「タクシーが公共交通機関であるかどうかは賛否両論がある」なんて寝言はよしてくださいね。貴方たちがとっても大好きなバリアフリー新法の第2条4項にしっかりとこう書いてありますからね。

第2条 この法律において次の各号に掲げる用語の意義 は、それぞれ当該各号に定めるところによる。
四 公共交通事業者等 次に掲げる者をいう。
ハ 道路運送法(昭和26年法律第183号)に よる一般乗合旅客自動車運送事業者(路線を定めて定期に運行する自動車により乗合旅客の運送を行うものに限る。以下この条において同じ。)及び一般乗用旅客自動車運送事業者

 一般乗用旅客自動車運送事業者=タクシーやハイヤーです。

 事前連絡が必要なのは差別なのか?

 これに関してはすでに似たような判例で、事前連絡の必要性はあり、それ自体は差別に当たらないと判決されています。

 重度の身体障碍者事前連絡なしに航空機に搭乗しようとしたところ、航空事業者側から事前連絡がなかった点や介助者不在である点を踏まえた安全上の理由から単独搭乗を拒否されたところ、その身体障碍者が航空事業者を訴えた判例です。

 判決主旨は「事前連絡するもしないも(利用者にとって義務ではないから)利用者の自由だけど、その結果として不利益を被っても文句は云えないよ」というモノです。

 これは、「事前連絡する必要がある」が義務であるのに対し、「事前連絡するかしないかは自由」という間接義務(責務)の違いだそうで。

 前者は当然、事前連絡しなければ確定的に不利になりますが、事前連絡をすれば相手方にもその連絡を受け、要望に応じて履行する義務が生じます。

 一方後者の場合、事前連絡しても相手方にはその履行義務はありません。あくまでも検討した結果、可能ならば応じる、無理なら断るという事が可能です。また一方で事前連絡せずに断られても、それは本来連絡する側がその権利を行使しなかった結果ですから、当然相手方は事情を知りませんから、要望に応じる義務はないワケです。義務を果たして利益を得るのも、果たさずに不利益を受忍するも、まとめて自由という話です。

 繰り返しますが、この事前連絡云々に関しては障害者だけの話ではなく、一般的に特別な配慮を必要とする人なら誰でも同じです。

「健常者は何の連絡もなしにそのまま利用出来るのに、障碍者だけ連絡が必要なのは差別だ!」というのは非常に感情的かつ短絡的発想です。健常者でも特別な理由があるならば事前に相談しますし、緊急時でも相談の必要があればその場で交渉します。それが叶うかどうかはこちらの出す要望・条件と相手次第で、それは健常者だろうが障碍者だろうが老若男女変わりありません。

 そもそも大半の健常者が連絡を必要としないのは「特別な配慮が不要だからであり、例えば障碍者であろうとも「特別な配慮が不要」なら事前連絡は必要ありません

 この件で差別だ何だと騒ぎ立ててる人の想像力のなさを、オレは痛感します。

 

 さて、障碍者に限った話を軸として、これに関して障碍者差別解消法施行前の事例なので参考にならない!」と批判・反論する向きもありますが、前述した通り、「合理的配慮を提供するために利用者(障碍者)の身体情報を確認する事は不当な差別に当たらない」とされていますので、施行前も後も関係ありません

「事前に知っていれば対処出来た可能性」と「事前に知らなかったから対処出来なかった」は矛盾しませんから、同じような裁判が起きても、おそらく航空事業者が勝つでしょう。

 また木島氏の今回の例においても、裁判を起こしてもバニラエア側が高確率で勝つだろうとオレは推察しています。一方で、バニラエアがこの判例を知っていたかどうかは不明ですが、木島氏を訴えなかった事は商売上正しい判断だとオレは評価しています。だって、7月にはストレッチャーを導入し、車椅子利用者向けの商売をするところでしたしね。

 

 そもそも将来が無関係なら、「やってもやらなくても文句云われるなら、負担になるだけだしやらなくてもいいや。どうせ努力義務だし、努力しているフリだけすりゃ問題ないだろ」と思われたら誰も得しない状態にしかならないと思うんですけど、こういう主張をする人たちは普段から理想論ばかり口にするからか、想像力が足りない傾向が高いですよね。

 また妄想かよ。マジかよ。何なんだよ。

anond.hatelabo.jp

 これ、最初に引用したはてブコメントの id:bluieboy さんが書かれたみたいですが、のっけから妄想全開で頭痛いです。

次にこれ。

http://tikuwa.hatenadiary.com/entry/2017/07/01/140352

バニラエアが就航した2014年7月以降、利用客が増大して空港収益が上がった事で、ボーディングブリッジ増設、各階への多目的トイレの設置などを含む、急速なバリアフリー化への対応化が進められている真っ最中でした。

この事実は以下の記事確認する事が出来ます

http://amamishimbun.co.jp/index.php?QBlog-20160923-2

http://www.nicheee.com/archives/2116619.html

 

しかし、いずれも誤解です。(空港が整備する、という趣旨でなら正しいが、引用者は、バニラエアが整備する、という趣旨で書いているので、誤解です。)

  いや、何処をどう読んでも「空港が整備する」という趣旨で書いてますよね? むしろ何処をどう読めば「バニラエアが整備する」という読み方が出来るのか解りません。それともid:blueboyさんの脳内では、上がった空港収益は空港ではなく航空事業者が使う事にでもなってるんですか?

 ホント、妄想を論拠にする事だけは勘弁してくださいな。

 後段の内容は前段で否定していますが、

ボーディングブリッジは、コストが数億円と高価であることと、使用料が高額になることと、設置台数が限られていることから、格安航空会社(LCC)ではほとんど使われません。たとえ設備が余っていても、使われません。(空港に払う使用料が高額になるからです。)

に関しては反証として、幾つかのURLを例示しておきましょう。

 上記URL先は全て個人の体験談です。

 注目して貰いたいのは3番目のURL先の体験談。LCC春秋航空日本の利用体験ですが、「なお、帰りはタラップからの搭乗ではなく、いわゆるボーディングブリッジからの搭乗となります。」と書かれていますが、これはブログ全体を読むと「ピークの時間帯を過ぎた」「強風で飛行機の到着が遅れた」事が理由だと推察できます。つまり、「空いてるから使った」事例ですよね。

 はい、お疲れ様でした。

 

 そもそもこの人、自分で「ほとんど使われません」って書いてるんだよね。「全く使われません」なら理屈は通るけど、「ほとんど使われません」なら「使われる場合もある」って話でしかないでしょって云う。何故その前提で、「たとえ設備が余っていても、使われません」と断言出来てしまうのか不思議でしかありません。

 妄想の激しい人は自分で自分を騙している状態なので、自分で何を書いてるのかすらちゃんと理解してないからなんでしょうね。

 

 まとめますと、LCCは低価格を維持するための手段として、空港利用料を節約するためにボーディングブリッジを使用しない傾向が高いですが、それを理由として絶対に使用しないというワケではありません。

 ついでにもう一つ紹介しておきましょう。こちらは車椅子利用者であるブログ主さんがLCCを利用された時の体験談です。

那覇空港のピーチ搭乗口は2年前に専用ターミナルに移っていました。
貨物ターミナルの端にピーチとバニラエアーの専用ターミナルが設置され、那覇空港のバス乗場から無料シャトルバスが運行されています。
LCC専用ターミナルはまるで倉庫の中のような作りで、売店や多機能トイレなど必要な施設はありますが、あまり快適な待合ではありません。
また以前のようにボーディングブリッジ使用でなく、タラップなので車いすはリフトトラック乗降になるので、余計に時間が掛かります。
搭乗スポットとの移動は専用バス移動ですが、2台しか用意されたいなくて、満席の場合は2往復目でないと乗れず、一番最後に降機になる車いす那覇空港バス乗場まで着くのに50分も掛かる始末でした。

上記ブログではリフトトラックと書かれていますが、写真を見る限りこれはパッセンジャーボーディングリフト(PBL)ですね。

  ブログの内容自体は「那覇空港が不便になった」という批判的な内容ですが、「以前のように~」とある事からボーディングブリッジを使う事があるのは明らかですし、そうでなくともPBLを利用している以上、LCCでもボーディング設備を使う事がある証拠としては充分でしょう。

そもそもの話として。

 ここからは完全に余談なので、読まなくても大丈夫です。

 おヒマな人だけ読んでください。

 

 公共交通機関と一口に云いましても、一般的に日常的な移動手段として頻繁に使うバスや電車と比べ、船や飛行機は日常的な移動手段ではありません。

 しかし、自転車・自家用車・バイク・タクシー・バス・鉄道など、様々な交通手段のある陸路に対し、海路と空路はそれぞれ船舶と航空機しかありませんから、これを全て「公共交通機関」として一括りにする事そのものに無理があるんじゃないかと、常々オレは考えています。

 今回の木島氏も仕事や家庭の事情でどうしてもバニラエアを使わざるを得なかった、バニラエアしか選択肢がなかったというワケではなく、レジャーで奄美に行く手段として最も安い空路を選択しただけですから、この問題を断ずるのに「公共交通機関は誰でも自由に使えなければいけない」という前提で批判するのも、何かズレてるよなーと思うワケです。

 例えばの話、関西圏以外の人が奄美に行こうとするならそもそも関空を使う事に意味はないワケで、ではそれがイコール差別なのかと云えば、そういう事にはならないですよね。今回の事例では「障碍者だから」断られたワケではなく、「安全上の理由で、自力歩行が不可能だから」断られただけで、これは別に車椅子利用者でなくとも、寝たきりで全く動けないご老人や医師の診断書を持ってない妊婦さんでも同じワケです。

 

 そもそも、仕事以外で飛行機どころかタクシーに乗る事すらないオレからすれば、レジャーで飛行機や船を使うだなんて、どんなに安い路線でも「遊ぶ金があってうらやま」と思うワケですが、主な目的が日常での移動手段であるが故に低価格を維持するバスや鉄道と、そうではない船舶や飛行機を同列に置く事にはかなり強い違和感があります。

 切羽詰った状態で「他に選択肢がない」という状況下において、特異な事情が反映されないのであれば憤る気持ちも解りますし、何とかして欲しいとも思いますが、それが叶うか叶わないかは健常者でも障碍者でも変わりませんし、もし他に目的を達成するための選択肢があるならば、普通はゴネ得を狙うよりそちらを選びますよね。普通の人ならば。

 これは日常でもよくある事で、例えば仕事帰りで疲れてどうしようもない場合、帰宅が遅れるのを承知で、あえて特急や急行ではなく普通を利用する事ってありますよね。もちろんその逆も然りですが、それを「オレが疲れているのに座れないとは何事だ!全ての乗客が座れるように電車を設計してないのは鉄道事業者の怠慢だ!利用駅によって特急や急行が止まったり止まらなかったりするのも含めて差別だ!」とは云いませんよね。云ったところで頭のおかしい人扱いされるだけです。

 でも実際問題として、最寄駅によって混雑したりしなかったり、座れたり座れなかったり、特急や急行が止まらない事で他の利用者より通勤通学に時間がかかったり、もっと云えばそもそも自宅から最寄り駅が遠すぎて電車が使えないなんて事は、事実として普通にあるワケです。

 しかして、こうした問題が差別問題として扱われたという話は聞きません。

 

 では何故、日常的に使う公共交通機関・鉄道の不便さには「差別だ!」と声をあげないのに、日常で使う機会の少ない公共交通機関・航空機には「差別だ!」と声をあらげ、最善最良の配慮を求めるのでしょうか。そこにある差異とは一体何でしょうか。

 

 何でもそうですが、弱者の味方をするのは簡単です。そこに理由は必要ないからです。

 例えば目の前で泣いてる子供がいて、その傍にふんぞり返ってる子供がいたら、大抵の人は泣いてる子供を庇う事でしょう。しかし、何故泣いているのかの理由までは解りません。

 ひょっとしたら泣いてる子供はふんぞり返ってる子供に怒られるような真似をしたのかもしれません。

 ひょっとしたらふんぞり返ってる子供が泣いてる子供に意地悪をしたのかもしれません。

 もしかしたらそれ以前に、その二人は全くの無関係かもしれません。

 二人に事情を聞くとして、泣いてる子供の云い分が正しいのか、ふんぞり返ってる子供の云い分が正しいのか、貴方は正確に判断できる自信があるでしょうか。

 多数の利益より、少数の弱者の利益を優先した貴方の正しさを担保するモノは何ですか? それは本当に正しいモノですか? その正しさが貴方に不利益をもたらしたとき、貴方は笑って許せますか?

 少数の弱者の利益より、多数の利益を優先した貴方の正しさを担保するモノは何ですか? それは本当に正しいモノですか? その正しさが貴方に不利益をもたらしたとき、貴方は笑って許せますか?

 選択肢がどうあれ理由がどうあれ、その疑問に答えるだけの理論武装がないなら、余計ないっちょかみは避けるべきだとオレは考えます。

 

 そういう意味では、自分が疎まれ嫌われる事も覚悟し、それでも自分のやりたい放題をやっている木島氏のそれは、軽蔑する事こそあれ尊敬する事はありませんが、一方でとても独善的かつ自分本位かつ快楽原理主義的な実に人間らしい振る舞いであると認める事は出来ます。

 少なくとも彼は「自分の手を汚す事を厭わなかった」という一点だけで、自分の手は一切汚さないのに、他人の成果にタダ乗りした挙句、それを他人をぶん殴るための棍棒として利用するクズ共よりはマシだと思います。マシだと思うだけで、それ以上でも以下でもありませんが。

 無論その手段が「対話より実力行使」を前提としている以上、それはテロリストと同じ類のモノですから、理解はしても共感はしません。目的達成のためには手段を選ばない手法を認めてしまうと、同じ手法を否定・批判出来なくなるからです。党派性塗れの「オレ様の差別は良い差別。ネトウヨの差別は悪い差別」な元々ダブスタを気にしない人たちには意味のない話ですけどね。

 民主主義的である事を望み求めるならば、目的が何であれ、その手段は常に民主主義的プロセスを用いないと、それはただの暴力革命にしかならないワケで。

 まあもっとも、その手の人たちは本当に「目的」が正しければ何をしても許されると考えてる人たちが多いので、結局「対話」が出来ないんですけどね。しばき隊やANTIFA界隈やネトウヨ嫌いのアベニクシーとか、まさにその典型ですし。平和を叫びながら、気に入らない政治家の首を模したモノを血まみれにペイントして掲げたり、死ねだのブルドーザーで轢き殺せだの物騒な事を叫んだり、中指立てながらデモをする事に何の違和感も受けない辺りのメンタリティは凄いモノがあると思います。

 正義と平和のためならそれに逆らう連中は傷つけても殺しても構わないなんて思想、まさにテロリストと同じというか、ディストピア感溢れる平和な光景。イスイス団の事を笑えないレベルだと思いました。(小並感

 

 それはそれとして、両脚が動かないという個性を持つだけで極めて剛健かつ強靱で強かな木島氏の肩を持つ人たちの大半が、同氏を「社会的に優遇されて当然の弱者」として扱っているのは、ぶっちゃけ笑うところだよなーとオレは思ってます。

*1:事業者によっては障碍者割引、自治体によっては障碍者や高齢者向けの割引チケットを配布している場合もあり、必ずしも健常者が利用する場合と比較して高額になるとは限りません。

何故かマスコミが報道しない、「奄美空港とバニラエア奄美便は、木島氏とのトラブル以前から障碍者対応を粛々と進めていた」という話。

 【注意】このエントリは「障害者差別解消法の条文を読み間違えた事は認めたけど、結局脳内妄想の激しい id:kuborie は、今日も顔を真っ赤にしながら「わら人形批判」を展開し、恥をかかせたオレの揚げ足を取ろうと必死にもがく。 - ちくわブログ」の後段部分を再編集・加筆した記事となります。書かれてる内容はほぼ同じなので、そちらをすでに読まれた方はあえて読む必要はないと思います。あらあらかしこ。

デマとは「虚偽の事実を伝える事」だけではなく、「意図的に必要な事実を隠す事」でもあるという話。

 木島氏とバニラエアを巡る騒動に関しては、徐々にそのはしご外しが始まっています。

 これはブコメ上や関連したTogetterまとめのコメント欄でも何度も訴えていますが、元々奄美空港バリアフリー化が進められている真っ最中であり、日本で唯一対応が遅れている空港でした。一方、バニラエアが就航した2014年7月以降、利用客が増大して空港収益が上がった事で、ボーディングブリッジの増設、各階への多目的トイレの設置などを含む、急速なバリアフリー化への対応化が進められている真っ最中でした。

 この事実は以下の記事で確認する事が出来ます。

  1. 奄美空港ターミナルビル 増改築工事 - 今日の記事 - 奄美新聞社
  2. バニラエア 関西−奄美大島を新規開設 片道4,780円で行ける南国リゾートの魅力 : Nicheee! | ニッチー! | テレビリサーチ会社がお届けする情報サイト

 それぞれの記事の日付を見ればわかりますが、(1)は2016年9月23日、(2)は2017年1月15日で、障碍者差別基本法の施行は2016年4月1日です。奄美空港とバニラエアは日本で最もバリアフリー化が遅れていた空港&国内線であるにも関わらず、同法施行後半年以内に努力義務を達成するための施策をすでに行い、実行していた事実が判ります。

 ちなみに、奄美空港の増改築工事の落成予定は最速で2018年6月の予定です。それを「対応が遅い!」と詰るのは自由ですが、「合理的配慮がない!」「障碍者差別法違反だ!と詰るのは明らかに現実・事実と比較して齟齬のある批判である事がお分かり頂けるのではないでしょうか。もし貴方が「努力を達成した後でなければ評価しない」というのであれば、それはまさに詮無い事です。

 これが、例えば勝率の低い運ゲーやガチャであれば「結果を見るまで判らない」とする感覚は理解しないでもありません。しかし実際には、余程のトラブル*1が生じない限り、こうした工事や対応は(多少の遅延はあれど)そのまま達成しうるハズですから。

 またバニラエア奄美便自体も元々2016年7月には昇降機を設置し、自力歩行不能な乗客への対応をまさに進めていた真っ最中でしたから、これを「合理的配慮がない!」「障碍者差別法違反だ!」と詰るのもまた同様に詮無い事です。

 

 また、以下の記事では奄美空港に車椅子利用者が直接、車椅子に乗ったまま機体に乗り込めるようにするためのボーディングブリッジが1機しかなく、かつそれをJAL系列が事実上専有していたため、LCCであるバニラエアが使えなかった事実が書かれています。

mananavi.com

じつはPさんが車いすでの搭乗を断られた後、記者はバニラ・エアのカスタマー・サポートに連絡をとっている。それに対し、同社からはお詫びをされたうえで、客の希望時期の関西空港奄美大島便は他社便との兼ね合いもあるため、奄美空港でのボーディングブリッジの使用ができないことが決定している旨の返答があった。同社としてはこれが不便であることは理解しつつも、今回の男性の件と同様に、オープンスポットでの階段を利用した搭乗・降機をお願いしていること、また、介助者が彼女を背負って階段を上ることは、安全上容認できないと判断していることについても記されていた。

  ※上記引用部の文字修飾はちくわさんによる。

 使いたくても使えないのではお断りするしかありませんし、そもそも何故自力歩行不能な身体障碍者の搭乗を拒否するしかないのかと云えば、極めて低価格の奄美便では「非常脱出90秒ルール」を満たせないからです。その事を乗客に伝えるに辺り、「安全上容認できない」として断っているワケです。

「正直に云えばいいじゃん」と思う向きもあるかもしれませんが、そもそも木島氏のようなゴネ方をする人に限らず、バカ正直に「万が一にも当機が事故を起こして墜落したとき、足の不自由な人を助けるためだけに人員を避けない。助かる見込みの薄い人に人員を割くなら、そうでないより大勢の命を救うために動かざるを得ませんので」と云っても納得はしないどころか、むしろ余計に火に油を注ぐだろう事は想像に難くありません。

「人員や予算を増やせば解決するだろう」というのは本末転倒です。それでは結局安くなりませんし、だったら最初から「成田で(障碍者対応が充実している)ピーチに乗ればいいじゃん」という話にしかなりません。

 そもそもの話として、バニラエア奄美便は利用者が少なかった奄美空港の需要を鑑みて、驚くほどの低価格でのフライトを実現し、結果として利用者を増大させるという成果を残し、その結果として障碍者対応に乗り出したワケですから、そうした事情や背景を全く理解せず、単純に人員や予算を増やせば解決すると考えるのは短絡的というものです。

障碍者対応のために、人員と予算を増やしました。その結果、成田からの奄美便と大して変わらない価格設定になりましたがご了承ください」では、バニラエアに安さを求めている人たちにとって、全く意味がありません。

 

 ここからしばらく奄美空港&バニラエアの話題とは話が外れますので、「奄美空港&バニラエアと関係ない話は興味ねーわ」って方は、次の「閑話休題」で始まる文章まで読み飛ばして頂いて構いません。

 

 一般的に消防士*2の救出行動における優先基準は、傷病者(障碍者も含む)>老人>女性>子供>成人男性と云われていますが、これは明確な基準があるワケではなく、消防士個人の経験と救急活動に携わる全ての人間の集合知により、現場判断として機能する命の優先順位です。

 しかし、これはあくまでも消防士が普段から人命救助をするための訓練をしているからこそ可能な判断であり、一般人や救急救命資格を幾ら持っていようとも、適切な装備・人員の取れない乗務員に同じ働きをしろと云うのは、余程のクレーマー体質あるいはお客様は神様じゃゴルァ体質の人でない限り、無理だと理解できると思います。

 一方で患者の重症度に基づき、治療の優先順位を決めるトリアージと呼ばれる救急救命医療で用いられる概念的選択肢があります。これは一時、はてな界隈でもトリアージ論争として話題になりましたが、現実問題としていざ緊急事態を迎えた場合、助かる見込みの少ない傷病者にリソースを割いた結果、本来助かるハズだったより多くの傷病者ないし被災者の命を見捨てるのが正しいのか、それとも助かる見込みの少ない傷病者を見捨て、より多くの命を救うのが正しいのか、その判断をどう取るかはとても難しい事です。

 もちろん理想は全てを救う事ですが、その理想が叶わない場合の話でもあるのです。理想を掲げる人は常に傲慢で、自分の手が汚れる事を想像出来ません。そうであるが故、自分の手が汚れても尚、多くの命を救おうとする人に対し、平気で「全てを救え」と云えるのです。

 オレ自身はデブですし、足が悪いので余り長くは走れません。ですから、いざとなれば切り捨てられる側ではあります。一方で成人男性ですので、消防士の優先基準に従えば一番最後に救出される側の人間です。

 さて、トリアージ論争で「命を見殺しにするな」と批判してた皆さんは、消防士の優先基準に関して妥当だと思いますか? それとも、それすら差別だとして批判しますか? 後者であるなら首尾一貫としていると認められますが、もし前者であるならば、消防士の救命優先基準とトリアージの間にある違いは何ですか? 成人男性の優先基準が低いのはOKで、傷病者の優先基準が低いのはNGな理由は何ですか? 貴方にとっての平等とは、誰にも差をつけない事ですか? それとも身体的・精神的差異を先ず考慮した上で評価すべき概念ですか? であるとするならば、身体障碍者の命と精神障碍者の命はどちらが優先されるべきですか? リソースが限られた中で、誰にでも云える「全てを救うべき」以外の結論が貴方に下せますか? 貴方は自分の手が汚れる覚悟もなく、その結論=命の選択を何人にも批判されずに行えると自信を持って宣言できますか?

 

 閑話休題

 関連する情報を集めて一つに繋ぐと、バニラエア奄美便就航後に「利用客が増大」→「空港収益が増加」→「施設の増改築が可能に」→「ボーディングブリッジの増設が決定」という流れがあり奄美空港バリアフリー化が急ピッチで進んだ理由は「バニラエア就航後、利用者が急増して空港収入が増えたおかげ」と読み解く事が出来ます。この事実は上記でリンクした記事からも読み取れます。

バニラエアは先に成田=奄美大島線に就航して以来、今まで島に来たことがなかった20代、30代の若者を中心に人気が高まり、観光客が急増。一時は宿泊施設やレンタカーの不足などが問題となったが、現在はほぼ解消されたといい、「バニラエアが就航したおかげで島が賑わっている」との声がとても多かった

 ※以上、引用した文章の文字修飾はおいら。

 もちろん、これを2017年6月5日のトラブル時点で読み解けっつーのはもちろん無理のある話だし、知らずに「マジかよバニラエアクソだな」と短絡的に判断しまった事そのものは致し方ない事だと思います。

 しかしてそういう事実は調べれば判る事なのに、全く調べもしないどころか一方的な情報のみを鵜呑みにし、それを指摘されても尚改めないのは、誤りを認めると死ぬ病か謝ると死ぬ病のクズでしかありません。

  

 そも上記のような事実に反する批判が蔓延した原因は、他ならぬ今回の騒動の当事者である木島氏の主観的証言でしょう。

 木島氏はご自分のサイトエントリ

障害者差別禁止法が施行されている、東京オリパラに向けてバリアフリー化を推進しようとする動きの中で、合理的配慮も何もない、こんなことがあることに驚きを隠せません。

  と書いていますが、貴方は奄美空港やバニラエア奄美便が現在進行形で努力義務であるバリアフリー化を達成するために尽力している真っ最中だったという事実を知った上で、それでも尚、木島氏の言葉が全て正しいと思いますか? 奄美空港やバニラエア奄美便が障碍者差別解消法に則り、バリアフリーを達成しようとして動いていた事は、合理的配慮も何もない事ですか?

 また同氏は今回のインタビューで「旅を始めて24年、158カ国に行って、空港も300カ所くらい行ったが、設備がないからとか、車椅子だからとかで乗ってはダメとは言われなかった」と語られてますが、同氏のブログではイギリス国内で飛行機に搭乗使用とした際「あなたは乗せられない。歩けない人はダメだ」と断れた顛末がしっかり書かれています。

 オレは木島氏が嘘吐きだとは思いません。恐らく彼は嘘を吐いてる自覚はなくて、単に覚えてなかったり、その場その場で過去の自分の言動を振り返る事なく、思ったまま・感じたままの事を発言しているだけなのでしょう。

 ただ、彼の発言を一つ一つ検証してみた結果、実際に齟齬がある以上それは明らかなデマですし、そのデマが本人のうっかりで済むレベルの話なら笑い話として終わりますが、一個人や企業・団体の名誉を傷つけるレベルの讒言となるとそうは行きません。実際に事実と齟齬がある以上、裏取りをしないで木島氏の発言の全てを信じるのは大変危険な誤謬そのものと云えるでしょう。

 デマとは虚偽の事実を伝える事だけではありません。自らの主義主張の都合に合わせて虚実を織り交ぜたり、自分に不都合な事実を隠す事もまたデマなのです。 

知らないのは仕方ない。でも知ろうとしない、知って尚改めないのはただのクズ。

  事情を知らない内に軽率な判断を下してしまう事自体は仕方ありません。齎された少ない情報、あるいは一方的な事実を論拠に誰かを批判的に見るのも致し方ない事でしょう。しかし知って尚、あるいはそうした事をロクに調べもしないまま一方の意見のみを鵜呑みにし、他者を批判して愉悦に浸るのは醜悪極まりない愚行です。

 それを指摘されても尚食い下がるのは、意図的であるならばデマゴーグですし、全く意図せずに事実認識を否定するのであれば、それは妄想癖という病気そのものです。詭弁を弄するデマゴーグになりたくないのであれば、常に脳内情報をアップデートする事を心がけましょう。

 恥ずかしいのは誤る事でも謝る事でもありません。誤りを認めて尚、自分の失点を認めて謝罪しても尚、一向に反省しない事なのですから。

*1:例えば「天災や人災で空港施設に損害が出て障碍者対応どころではなくなる」「不祥事で空港収益のプール金がなくなり、改築工事が続行できなくなる」「奄美に乗り入れてる航空業者の大半ないし全てが撤退し、収益が大幅に減衰して改築どころではなくなる」等。

*2:消防士とは正しくは消房吏員の階級の一つですが、ここでは救急救命士その他を含む総称として扱います

障害者差別解消法の条文を読み間違えた事は認めたけど、結局脳内妄想の激しい id:kuborie は、今日も顔を真っ赤にしながら「わら人形批判」を展開し、恥をかかせたオレの揚げ足を取ろうと必死にもがく。

努力義務だから対応しなくていいと言ってた id:tikuwa_ore はいずこ。/行政の指導に従わない場合は罰則ありだからな。障害者差別解消法は。

 

http://b.hatena.ne.jp/entry/341064403/comment/kuborie

id:kuborie 障害者差別解消法の条文及び、この記事の何処に「行政の指導に従わない場合は罰則あり」と書いてあるんだ?幻覚でも見てるのか?妄想癖は病気だから、さっさと病院に行けよデマゴーグ

http://b.hatena.ne.jp/entry/341064403/comment/tikuwa_ore 

失敬失敬、条文読み間違えてた御指摘サンクス。ところで「努力義務だから対応しなくて良い」と言ってた id:tikuwa_ore は、「私企業に対する国家の不当な介入だ!」ぐらいは言うよね~♪

http://b.hatena.ne.jp/entry/341078074/comment/kuborie

 

 妄想癖という病気の怖さを思い知りますよね。

 一番最初のブクマコメントに関するツッコミはこちらのエントリで詳しく解説していますので、参照してみてください。

 さておき、オレのブクマで「努力義務」を検索してみれば判りますが、「努力義務だから対応しなくて良い」等とは一言も書いていません。

 一つ一つ抜き出してみましょう。

 

  1. 何度も云うが、二重国籍の解消自体は罰則なしの努力義務だからどうでもいい。やはり一番の問題は、明らかな嘘を吐いた事と、そのために台湾を傷つけた事。これに尽きる。 
  2. 未だに「バニラエアは違法状態だった」とか書いてるクソヴァカがいるけど、何の法律に反してるのか云ってみ?ちなみに障碍者差別解消法は理念法であり、差別解消は努力義務だからな。お前らの胸三寸で犯罪を作るな。
  3. i d:kuborie 第8条は義務規定(達成しなければならない義務)ではなく努力義務(達成するように努力すべき義務。負担が過重な場合は免除される)ですね。残念でした、またどうぞ。
  4. id:TakamoriTarou バフ新法第58条にて、経過措置に関する罰則賦課が規定されていますが、バフ新法施行規則に罰則規定がない以上、努力義務と解釈すべきでしょう。(すみません、この文章、何度か書き直してます)
  5. id:usi4444 鉄道会社と航空会社では関連法が異なる事も理解出来ずに単純比較するとか、ホントにどうしようもないヴァカですね。ちなみに航空法は義務規定で障害者差別解消法は努力義務規定なので、優先順位は前者です。 
  6.  id:TakamoriTarou バフ新法に省令に対する罰則を含めた法の委任があり、かつバフ新法施行規則(省令)に罰則が規定されていない以上、全て努力義務と解されます。ただし努力を怠ればバフ新法側の罰則が適用されます。

 

 ブクマコメント自体に「努力義務」という言葉を含むものは以上の5つです。

 次に、 id:kuborie に直接当てたブクマコメントも抜き出してみます。尚、上記と重複しているコメントも含みます。

 

  1. id:kuborie 根拠法をどうぞ。もし憲法第22条の事を云ってるつもりなら、今回のような「旅行を楽しむために制限されない自由」なんて含まれてませんよ。IDコールに応じてやったんだから、云いっぱなしで逃げるなよ?
  2. id:kuborie 第8条は義務規定(達成しなければならない義務)ではなく努力義務(達成するように努力すべき義務。負担が過重な場合は免除される)ですね。残念でした、またどうぞ。 
  3. id:kuborie 手元か目の前に便利な道具があんだろ。自分でググって調べろよカス。そも他人に教えを請うなら聞き方ってもんがあるだろ。中学生かお前はボケ。
  4. id:kuborie 自分で調べろカス。つか、人に教えを請うのに頼み方も知らないとか、ホントに中学生か何かなのお前?(2回目)
  5. id:kuborie 障害者差別解消法の条文及び、この記事の何処に「行政の指導に従わない場合は罰則あり」と書いてあるんだ?幻覚でも見てるのか?妄想癖は病気だから、さっさと病院に行けよデマゴーグ
  6. id:kuborie オレが何時何処で「努力義務だから対応しなくて良い」と書いたか指摘どうぞ。妄想は大概にしとけよ、クズ。>オレのブクマ全文検索http://b.hatena.ne.jp/tikuwa_ore/search?q=%E5%8A%AA%E5%8A%9B%E7%BE%A9%E5%8B%99

 

 さあ、一体オレは何時何処で「努力義務だから対応しなくて良い」と書いたでしょーか?

 尚、努力義務が何であるかについては、こちらのエントリで詳しく解説していますが、そちらでもオレは“努力義務とは「達成しなくてもいい」ではなく、「努めなければならない」ですから、いずれ何処かで達成する必要はあります。”と書いてますね。「達成しなくて良い」だなどとは書いてないどころか、むしろそれを否定しています。

 上記で抜き出したオレ自身のブコメでも、同様の事を書いてるのがお分かりいただけるかと思います。

そもそも「わら人形批判」とは何ぞや?

 簡単に云ってしまえば、相手の主張や文言を自分の都合の良いように曲解、あるいは捏造し、その本来の意味や本意を捻じ曲げて批判する行為ですね。

 自覚アリでわざとやってるなら大変悪質なデマゴーグですし、その自覚が全くないのであれば、これはホントに妄想癖とか空想癖とか、そういう類の何かでしょう。

 ネットにはこういう連中が少なからずいて、大変悪質かつ執着心が強く、一度敵愾心を抱くと延々噛み付いてくるんですね。一番困るのはこういうデマゴーグないし妄想癖の妄言を信じてしまう人たちがいて、そういう連中が「いいね」や「はてなスター」をつけたり「賛同コメント」を寄せる事で、まるでデマが真実であるかのように蔓延するワケです。

デマとは「虚偽の事実を伝える事」だけではなく、「意図的に必要な事実を隠す事」でもあるという話。

 木島氏とバニラエアを巡る騒動に関しては、徐々にそのはしご外しが始まっています。

 これはブコメ上や関連したTogetterまとめのコメント欄でも何度も訴えていますが、元々奄美空港バリアフリー化が進められている真っ最中であり、日本で唯一対応が遅れている空港でした。一方、バニラエアが就航した2014年7月以降、利用客が増大して空港収益が上がった事で、ボーディングブリッジの増設、各階への多目的トイレの設置などを含む、急速なバリアフリー化への対応化が進められている真っ最中でした。

 この事実は以下の記事で確認する事が出来ます。

  1. 奄美空港ターミナルビル 増改築工事 - 今日の記事 - 奄美新聞社
  2. バニラエア 関西−奄美大島を新規開設 片道4,780円で行ける南国リゾートの魅力 : Nicheee! | ニッチー! | テレビリサーチ会社がお届けする情報サイト

 それぞれの記事の日付を見ればわかりますが、(1)は2016年9月23日、(2)は2017年1月15日で、障碍者差別基本法の施行は2016年4月1日です。日本で最もバリアフリー化が遅れていた奄美空港であるにも関わらず、同法施行後半年以内に努力義務を達成するための施策をすでに行い、実行していた事実が判ります。

 ちなみに、奄美空港の増改築工事の落成予定は最速で2018年6月の予定です。それを「対応が遅い!」と詰るのは自由ですが、「合理的配慮がない!」「障碍者差別法違反だ!」と詰るのは明らかに現実・事実と比較して齟齬のある批判である事がお分かり頂けるのではないでしょうか。もし貴方が「努力を達成した後でなければ評価しない」というのであれば、それはまさに詮無い事です。

 これが、例えば勝率の低い運ゲーやガチャであれば「結果を見るまで判らない」とする感覚は理解しないでもありません。しかし実際には、余程のトラブル*1が生じない限り、こうした工事や対応は(多少の遅延はあれど)そのまま達成しうるハズですから。

 またバニラエア奄美便自体も元々2016年7月には昇降機を設置し、自力歩行不能な乗客への対応をまさに進めていた真っ最中でしたから、これを「合理的配慮がない!」「障碍者差別法違反だ!」と詰るのもまた同様に詮無い事です。

 

( ´Д`)「これな、そもそも奄美空港バニラエアが来たおかげで空港収益が増えたんで、空港施設の増改築の目処が立ったって話でもあるんよね」

 

 そう、関連する情報を集めて一つに繋ぐと、バニラエア奄美便就航後に「利用客が増大」→「空港収益が増加」→「施設の増改築が可能に」って流れが出ているので奄美空港バリアフリー化が急ピッチで進んだ理由は「バニラエアが就航したおかげ」と読み解く事が出来るのね。この事実は上記でリンクした記事からも読み取れる。

バニラエアは先に成田=奄美大島線に就航して以来、今まで島に来たことがなかった20代、30代の若者を中心に人気が高まり、観光客が急増。一時は宿泊施設やレンタカーの不足などが問題となったが、現在はほぼ解消されたといい、「バニラエアが就航したおかげで島が賑わっている」との声がとても多かった

 ※以上、引用した文章の文字修飾はおいら。

 もちろん、これを2017年6月5日のトラブル時点で読み解けっつーのはもちろん無理のある話だし、知らずに「マジかよバニラエアクソだな」と短絡的に判断しまった事そのものは致し方ない事だと思う。

 しかしてそういう事実は調べれば判る事なのに、全く調べもしないどころか一方的な情報のみを鵜呑みにし、それを指摘されても尚改めないのは、誤りを認めると死ぬ病か謝ると死ぬ病のクズでしかない。

  

 そも上記のような事実に反する批判が蔓延した原因は、他ならぬ今回の騒動の当事者である木島氏の主観的証言でしょう。

 木島氏はご自分のサイトエントリ

障害者差別禁止法が施行されている、東京オリパラに向けてバリアフリー化を推進しようとする動きの中で、合理的配慮も何もない、こんなことがあることに驚きを隠せません。

  と書いていますが、貴方は奄美空港やバニラエア奄美便が現在進行形で努力義務であるバリアフリー化を達成するために尽力している真っ最中だったという事実を知った上で、それでも尚、木島氏の言葉が全て正しいと思いますか? 奄美空港やバニラエア奄美便が障碍者差別解消法に則り、バリアフリーを達成しようとして動いていた事は、合理的配慮も何もない事ですか?

 デマとは虚偽の事実を伝える事だけではありません。自らの主義主張の都合に合わせて虚実を織り交ぜたり、自分に不都合な事実を隠す事もまたデマなのです。

 

( ´Д`)「お。乙武はんも、デマ振り撒いとるな。ほれっ」

 

www.huffingtonpost.jp

今回のバニラ・エアの設備と対応は、明らかに昨年4月から施行された障害者差別解消法に反するものだと言えます。

私も別の航空会社で離島に行く便を予約しようと事前連絡をしたところ、「設備がない」と断られた経験が何度もあります。

健常者の方から見れば「設備がないのだから仕方ないこと」と感じられるかもしれませんが、一車椅子ユーザーとしては、そこに社会との大きな隔絶を感じてしまいます。

今回の騒動を機に、バニラ・エアをはじめとする航空会社だけでなく、すべての事業者が障害者差別解消法を確認し、これまでの商品やサービスが「誰にとっても」利用できるものとなっているか、足りていない点があればどのように補うことができるのかを考えてくださることを望みます。

  うっわ、マジかこのおっさん、信じられねえ。

 というかこれを鵜呑みにして、障碍者差別基本法の条文すら読まないハフポス記者が無能すぎて酷いわ。

知らないのは仕方ない。でも知ろうとしない、知って尚改めないのはただのクズ。

  事情を知らない内に軽率な判断を下してしまう事自体は仕方ありません。齎された少ない情報、あるいは一方的な事実を論拠に誰かを批判的に見るのも致し方ない事でしょう。しかし知って尚、あるいはそうした事をロクに調べもしないまま一方の意見のみを鵜呑みにし、他者を批判して愉悦に浸るのは醜悪極まりない愚行です。

 それを指摘されても尚食い下がるのは、意図的であるならばデマゴーグですし、全く意図せずに事実認識を否定するのであれば、それは妄想癖という病気そのものです。

 id:kumarie のように相手が1ミリも発言してない事を捏造して批判するような詭弁を弄するデマゴーグになりたくないのであれば、常に脳内情報をアップデートする事を心がけましょう。

 恥ずかしいのは誤る事でも謝る事でもありません。誤りを認めて尚、自分の失点を認めて謝罪しても尚、一向に反省しない事なのですから。

*1:例えば「天災や人災で空港施設に損害が出て障碍者対応どころではなくなる」「不祥事で空港収益のプール金がなくなり、改築工事が続行できなくなる」「奄美に乗り入れてる航空業者の大半ないし全てが撤退し、収益が大幅に減衰して改築どころではなくなる」等。

「行政の指導に従わない場合は罰則ありだからな。障害者差別解消法は。」と云うデマを垂れ流す id:kuborie は、今日も元気に妄想を夢見る。

www3.nhk.or.jp

努力義務だから対応しなくていいと言ってた id:tikuwa_ore はいずこ。/行政の指導に従わない場合は罰則ありだからな。障害者差別解消法は。

http://b.hatena.ne.jp/entry/341064403/comment/kuborie

 

 凄いな、障害者差別解消法の条文、上記のNHK記事の動画及び本文の何処にも「行政指導に従わないと罰則あり」なんて書かれてないのに、勝手にあると思っちゃうんだもん。

 そもそも、障害者差別解消法に基づいた行政指導は、法的に強制できない事を任意で促すために行われるものであり、強制力がない=罰則がない=努力義務って話なんだけど、本当に妄想が論拠のバカで呆れるばかり。

 多分 id:kuborie は、行政指導の意味どころか、行政指導を定義した行政手続法すら知らないんじゃないかな。

行政手続法2条6項 (行政指導の定義)
行政機関がその任務又は所掌事務の範囲内において一定の行政目的を実現するため特定の者に一定の作為又は不作為を求める指導、勧告、助言その他の行為であって処分に該当しないものをいう。

 条文を読めば妄想が論拠のバカ以外には誰でも理解出来ると思いますが、行政指導とは処分を伴わない指導・勧告・助言等であり、法律でしっかり「処分に該当しない」=「罰則を与えてはならない」と書いてあるのに、行政指導に反したからと罰則を与えるなんて、それこそ法律違反ですよ。アホですか。

 

 障害者差別解消法の罰則規定に関しては、こちらのエントリで詳しく解説したのでここでは詳細を省きます。条文の内容や詳しい解説が読みたい方はそちらを参照してください。

 さて、簡単に説明しますと、同法の罰則規定は第26条「協議会における秘密保持義務違反」と、第25条「助言・指導・勧告された行政指導に対し、報告を怠る、あるいは虚偽報告をした場合の報告義務違反」です。

 ひょっとしたらこの「報告義務違反」を「行政指導に従わないと罰則あり」と誤読している可能性がありますが、 第25条はあくまでも行政指導によって報告を求められた場合において「報告を怠たったり、虚偽報告をした場合に違反」という規定であり、「行政指導に従わないと違反」ではないんですね。

 

( ´Д`)「わし思うんやけど、多分ひょっとしたら行政処分って言葉があるから、そのせいで行政指導に反したら処分されると勘違いしてるんやないかな?」

 

 あー、そうかも。

 行政指導で行政処分が下るケースっつーのは、行政指導の根拠となってる法令の上位となる法律の条文で規定された法の委任で、「下位法令に罰則を規定しても構わない」という条文がある場合だけなんだね。この条文がないのに下位法令で罰則を科してしまうと、それこそ法律違反になっちゃう。

 そもそも行政指導は「法令に規定のない、罰則ナシの裁量的行政指導」と、「法令に規定がある、罰則アリの規制的行政指導」に分かれるんだけど、マスメディアではどちらも「行政指導」で一括りにしているから勘違いしちゃうんだろうね。

 もちろん、障害者差別解消法に基づいた行政指導は裁量的行政指導ですよ。障害者差別解消法の条文に「下位法令に処分規定を作ってもよい」という条文がないからね。

 

 

 例えば、省庁・主務大臣より障害者差別解消法に基づいた行政指導が下され、その報告を求められた場合でシミュレーションすると、こうなります。

  1. 行政指導に応じ、その対応に努める。協議した計画、実施した案件などを報告する。→セーフ
  2. 行政指導に応じられない理由を報告する。→グレー
  3. 行政指導に応じると、虚偽の報告をする。アウト(法律違反)
  4. そもそも報告をしない。→アウト(法律違反)

 このアウトのケースが障害者差別解消法違反になる場合ですな。

 セーフはさておき、グレーとは何ぞやって話ですが、要は「もっかい努力せえ」と何度も指導を受けるという話です。もし上位法や下位法令にこれに反した場合の罰則規定があれば、行政指導に対して何度も応じない状況が続くと、「義務を果たしてない」として行政処分=罰則が下るワケです。

 裁量的行政指導は努力目標なので、応じられればセーフ。応じられない理由が正当であればセーフ(しかし、達成するまで勧告は何度もされる)、正当でなければグレーで再指導。虚偽報告や報告義務を果たさなければ(上位法の条文規定に反するため)アウト、という事です。

 

 もちろんこれは障害者差別解消法に基づいた話であり、関連する法律が違えば変わる話です。

 例えば廃棄物管理法の条項には行政手続法に基づいた処分規定があるため、関連省庁である環境省は事業者に対し行政指導を行い、これに反した事業者を処分する権限を持っています。この処分は行政手続法に反したからではなく、上位法である廃棄物管理法の罰則規定による処分という点がポイントですね。

 だから上で例じた障害者差別解消法に基づいた行政指導(下位法令)における行政処分とは、障害者差別解消法の罰則規定に書かれている処分のみで、それ以外の処分は出来ないんです。

 これは、日本が罪刑法定主義*1を採用しているからなんですね。

 要するに、障害者差別解消法違反とは、

  1. 協議会の情報・秘密を正当な理由なく漏洩する
  2. 行政指導に対して報告を怠るor虚偽の報告をする

 以上の2パターンしか存在せず、これ以外のパターンを持ち出して「障害者差別解消法違反だ!」と騒いでいるのは、障害者差別解消法の条文どころか刑法上の原則も知らず、自分の思い込みで勝手な犯罪を作り出してるウルトラ私刑大好きマンなんですね。一言で云えば、障害者棒を振りかざす知ったかワナビーです。

 今回の件に限らず、上記2点以外の理由で「障害者差別解消法違反だ!」と騒いでいる人がいたら、「それって障害者差別解消法の、一体どの条文に規定されたどういう違反行為なの?」と聞いてあげてください。絶対答えられませんから。

 元々存在しない罰則規定を幾ら見つけ出そうとしたって、無理ですからね。 

 

( ´Д`)「アレやな。他人にやいやい云う前にちょっと落ち着いて、目の前の便利な板なり箱なりでちゃんと調べてからモノ云えっちゅー話やね」

 

 情報はアップデートしないと意味ないからねえ。こうやって懇切丁寧に説明したところで、自分が正しいと思い込んでるバカほど読みゃしねーし。

 デマを流すのは簡単だけど、そのデマを潰すためには何倍もの労力がかかるっつー事実を思い知るわ。

 

*1:どのような行為が犯罪となるのか、またそれに対する処分が何であるか、予め定義されてない規定されてない理由・罪状で裁いてはいけないとする刑法上の原